デザインあ展とは

こどもたちのデザインマインドを育む番組 NHK Eテレ「デザインあ」。本展は「デザインあ」のコンセプトを、体験の場に発展させた展覧会です。優れたデザインには、人と人、人とモノをよりよくつなぐ工夫があります。番組では、身のまわりに意識を向け(みる)、どのような問題があるかを探り出し(考える)、よりよい状況をうみだす(つくる)という一連の思考力と感性を「デザインマインド」ととらえ、多彩な映像表現をもちいて伝えてきました。デザインあ展は、この「デザインマインド」を、見て、体験できる展覧会です。2013年に開催された前回展(22万人動員)から作品を新たにし、身のまわりにあるモノ・コトから概念までテーマをほりさげます。未来を担うこどもたちに、「みる」「考える」「つくる」ことの豊かさを体感してもらいたいと願っています。

デザインあ 番組サイト
  • 観察のへや

    身のまわりにあるモノ・コトから、「お弁当」「マーク」「容器」「からだ」「なまえ」の5つのテーマを取りあげます。それぞれのテーマが、デザインによってどのようにわたしたちとつながっているのか。「みる」「考える」「つくる」というステップで展示いたします。

  • 体感のへや

    番組オリジナルソングや音楽とぴったりシンクロする映像が、展示室の四方の壁面いっぱいに映し出されます。ダイナミックに360°を取り囲む映像と音の中に飛び込んで、からだ全体でデザインを感じ取ってください。

  • 概念のへや

    「空間」「時間」「しくみ」の、3つのテーマで構成されています。場、時のながれ、人のうごきを、わたしたちはデザインを通してどのように感じているのか。体験型作品や、デザインあ展ならではの展示を準備しています。

  • 体験コーナー

    番組で人気の「デッサンあ」「みんなのあ」「もん」を体験できるコーナーもあります。「デッサンあ」作品は専用サイトに掲載されます。「みんなのあ」は、展覧会参加作家によって選ばれた作品が、順次会場で展示されていきます。ぜひ挑戦してみてください。

©Satoshi Asakawa 
画像は、デザインあ展 in TOYAMA での展示風景です。

ディレクターズ・メッセージ

  • 総合ディレクター 佐藤卓
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    人のあらゆる営みに、デザインは欠かせません。政治・行政・経済・医療・福祉・科学・芸術・教育・地域の活動、そして日常あたりまえの生活にも、デザインとかかわりのない物事は何一つありません。つまりこどもの時からのデザイン教育が、実はとても大切なのです。そのような想いで始まったデザイン教育番組「デザインあ」を、身体と共に体験してもらえるのが「デザインあ展」です。2013年に開催した実験的な「あ展」を、さらに発展させた今回の「デザインあ展」にも、新たな試みがいっぱい詰まっています。ぜひご来場いただき、全身で体感していただきたいと思います。

  • 映像ディレクター 中村勇吾
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    「つくる」ことのほとんどは「みる」ことです。あたらしいなにかをつくるためのきっかけは、これまでのわたしがみてきた物事のなかにあります。この世界のなかで、なにをどのようにみるかが、すべてのつくることの基本です。「デザインあ」というテレビ番組で最初にかんがえたのが、この「みる」ということについてです。わたしたちの身の回りには、さまざまな美しさ、面白さがたくさん潜んでいます。そのなかで、なにかひとつでも、だれにも教えられずに、わたしだけの目で「みる」ことができたとしたら、それはもう、わたしだけにしかみえない、わたしだけの世界になります。みることを深く楽しんで、わたしだけの世界をどんどん豊かにしてください。そうしたら、かならず、なにかをつくってみてください。それをみんなにみせてみてください。豊かな「わたし」がつくったものはきっと、それをみるつぎの「わたし」をも豊かにしていくはずです。この「デザインあ展」では、いろんなものが、いろんなふうに置かれていると思いますが、テレビの「デザインあ」とおなじく、あくまで「みる」のは「わたし」です。それでは、レッツ、楽しんでください!

  • 音楽ディレクター 小山田圭吾

    デザインをきっかけに感性や想像力を育てていく展覧会です。私たちの身の回りに潜んでいる様々な、あ!を、見て、聴いて、触って、体験してみてください。